第80回


(第80回)宇治のものがたり ── 境界の風土が生み出した文学、戦、極楽浄土

平成29年12月1日(金)18:00~20:45 よみうりホール(東京都千代田区有楽町1-11-1)

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川霧の中に柴舟ゆきかう幽邃の地、宇治。
京都と奈良の中間にあり、今はなき巨椋池をのぞむ水運の地として古くから栄え、
何度も戦場となる一方で、風光の美しさに惹かれた貴族たちはここで浄土の夢を見た。
人々が集まり、別れゆく境界に文学は生まれる。
『源氏物語』の宇治十帖では、宇治を舞台に人間の哀しみと信仰が描かれ、
この地を行き交う人々が語った面白い話が集められて『宇治拾遺物語』が成った。
戦、悲恋、浄土への夢。
宇治という風土がもたらしたものを、歴史と文学の両面から問う。

山田邦和氏には、王朝貴族や武将たちにとって宇治とはどのような場所であったのか、
浅見和彦氏には、物語や説話から見えてくる宇治の風土について、それぞれお話しいただきます。

講師

山田邦和(やまだ・くにかず 同志社女子大学教授)
1959年京都市生まれ。同志社大学文学部卒業、同大学院博士課程前期修了。博士(文化史学)(同志社大学)。京都文化博物館学芸員、花園大学教授等を経て、現職。専門は日本考古学、京都都市史。考古学を中心としつつ、文献史学・歴史地理学・歴史民俗学などを総合した京都都市史の再構成をめざして研究を続ける。著書に『京都都市史の研究』(吉川弘文館)、『日本中世の首都と王権都市──京都・嵯峨・福原』(文理閣)、共著に『歴史のなかの天皇陵』(思文閣出版)、『歴史家の案内する京都』『室町政権の首都構想と京都──室町・北山・東山』(以上、文理閣)などがある。

浅見和彦(あさみ・かずひこ 成蹊大学名誉教授)
1947年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科博士課程満期退学。武蔵高等学校教諭、成蹊大学助教授、教授を歴任した。専門は随筆、説話を中心とした中世文学。地域文化論、環境日本学についても提唱する。主な著書に『東国文学史序説』(岩波書店)、『説話と伝承の中世圏』(若草書房)、『日本古典文学・旅百景』(日本放送出版協会)、校注・現代語訳に『宇治拾遺物語 古本説話集 新日本古典文学大系』(共著・岩波書店)、『十訓抄 新編日本古典文学全集』(小学館)、『方丈記』(ちくま学芸文庫)、『新注古事談』(共著・笠間書院)、『新版発心集 上下』(共著・角川ソフィア文庫)などがある。

開催日時 平成29年12月1日(金)
開場17:00 開演18:00(20:45終了予定)
会場 よみうりホール(東京都千代田区有楽町1-11-1)
JR・地下鉄有楽町線有楽町駅より徒歩1分
定員 1,100人
参加費用 1,000円(税込)。当日お支払いいただきます。
申込締切日 平成29年10月12日(木)必着
お申込方法 通常はがきに、参加される方の
郵便番号・住所・氏名(フリガナ)・年齢・電話番号
を明記の上、下記にお申し込みください。
(1枚につき2人までご応募いただけます。
その際は必ず上記事項を2人分ご記入下さい)
〒108-0075 東京都港区港南2-1-95 JR東海品川ビルB棟7F
JR東海エージェンシー内 「講座 歴史の歩き方」事務局Z係
※定員を超えた場合は抽選。参加いただく方には入場整理券をお送りいたします。
主催 公益財団法人JR東海生涯学習財団
後援 京都市
協賛 東海旅客鉄道株式会社
企画・運営 株式会社ジェイアール東海エージェンシー
お問い合わせ 「講座 歴史の歩き方」事務局 Tel. 03-6688-7884
講座ホームページ http://www.jrtf.or.jp/history/