第86回


*新型コロナウイルスの感染症拡散防止のため、マスク着用、消毒液の設置等の対策をとらせていただきます。
*新型コロナウイルス感染症の状況によりましては中止、または募集人数を半分にさせていただく場合がございます。

(第86回) 疫病と鬼と、祈り ─ 厄災に立ち向かう平安京の人々

2021年11月6日(土)13:00~15:50 よみうりホール(東京都千代田区有楽町1-11-1)  

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それは遠くからやってきて、やがて境界を越えて入り込み、静かに人々の命を奪う。
目に見えない疫病は、かつて「鬼神」のしわざと信じられてきた。
ワクチンも治療薬もない時代、人々の対抗手段は、祈ること。
仏教、陰陽道、神祇信仰──鬼神への祈りは日本の宗教史を新しい局面に進ませ、
疫病神として描かれた「鬼」は、さまざま形に自在に変化して語られてゆく。
忌避されながらも多様な信仰と文化を生み出していった疫病の足あとを、祈りと伝承の世界から考察する。

吉田一彦先生には、中国から伝わった鬼神の思想と、疫病封じの祈りが日本の宗教史に与えた影響について、
小松和彦先生には、説話や伝承のなかで疫病として語られる「鬼」のありようについて、
それぞれお話しいただきます。

講師

吉田一彦(よしだ・かずひこ) 名古屋市立大学特任教授
1955年東京都生まれ。上智大学卒業。同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)(大阪大学)。専門は日本古代史、仏教史。主な著書に『日本古代社会と仏教』『古代仏教をよみなおす』『仏教伝来の研究』(吉川弘文館)、『民衆の古代史「日本霊異記」に見るもう一つの古代』(風媒社)、『変貌する聖徳太子 日本人は聖徳太子をどのように信仰してきたか』(平凡社)、『日本書紀の呪縛』(集英社新書)、『日本宗教史1~6』 (編著•吉川弘文館)、『神仏融合の東アジア史』(編著・名古屋大学出版会)などがある。

小松和彦(こまつ・かずひこ) 国際日本文化研究センター名誉教授
1947年東京都生まれ。埼玉大学卒業、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。専門は文化人類学、民俗学。国際日本文化研究センター元所長、名誉教授。2013年紫綬褒章、2016年文化功労者。主な著書に『神隠しと日本人』『妖怪文化入門』『呪いと日本人』『異界と日本人』『鬼と日本人』『聖地と日本人』(角川ソフィア文庫)、『百鬼夜行絵巻の謎』(集英社新書)『神になった日本人 私たちの心の奥に潜むもの』(中公新書ラクレ)などがある。

開催日時 2021年11月6日(土)
開場11:30 開演13:00(15:50終了予定)
会場 よみうりホール(東京都千代田区有楽町1-11-1)
JR・地下鉄有楽町線有楽町駅より徒歩1分
定員 1,100人
参加費用 1,000円(税込) 当日お支払いいただきます。
申込締切日 2021年9月22日(水)必着
お申込方法 はがき(63円)に必要事項(郵便番号・住所・氏名〈フリガナ〉・年齢・電話番号)を明記の上、下記にお申し込みください。(2人までお申し込みできますが、その場合、必要事項を必ず2人分ご明記ください)
  〒344-8799 春日部郵便局 郵便私書箱第5号
         第86回「講座 歴史の歩き方」事務局 係
※募集人数を超えた場合は抽選、結果は応募者全員に通知いたします。(10月中旬頃)
主催 公益財団法人JR東海生涯学習財団
後援 京都市
協賛 東海旅客鉄道株式会社
企画・運営 株式会社ジェイアール東海エージェンシー
お問い合わせ 「講座 歴史の歩き方」事務局
Tel. 0570-03-0217 (平日 午前10時~12時/午後1時~5時半)