講座 歴史の歩き方 ―日本を見つける知の探訪―


(第75回)『枕草子』の愉しみ ──「ことば」で輝く王朝世界

平成28年6月3日(金)18:00~20:45 よみうりホール(東京都千代田区有楽町1-11-1)

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見て、私だけが気づいた、この世界の美しさ──
清少納言の手になる『枕草子』は、彼女が千年前に「目に見え、心に思ふこと」をつづったもの。
そのスタイルも独特なら、世界を見る視線もすこし逸脱している。
和歌に詠まれる「典型の美」ではなく、自分の目で見た美しさを愛で、
日常のささやかなことに目をとめては、慈しんだり、いらついたり、笑ったり。
中宮定子の女房として、中関白家の栄光と凋落を目の当たりにした清少納言が、
なぜこれほど明るく、王朝の輝きのみを描きだしたのだろう。
軽妙なことばで切り取られていく、千年前の、ほんの一瞬、ちょっとした一日に、
平安時代の光と影を見つめる。

藤本宗利先生には、『枕草子』の成立の背景と清少納言のことばの魅力について、
川村裕子先生には、『枕草子』が描く王朝の輝きと影についてお話しいただきます。

講師

藤本宗利(ふじもと・むねとし 群馬大学教授)
1958年群馬県生まれ。群馬大学教育学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科国文学科単位取得満期退学。博士(文学)(東京大学)。群馬大学教育学部助教授等を経て現職。『枕草子』や『源氏物語』など、平安時代の文学を専門とする。主な著書に、『枕草子をどうぞ──定子後宮への招待』(新典社選書)、『枕草子と源氏物語』(勉誠社)、『枕草子の「食」──和歌を相対化する下蕨』(笠間書院)、『感性のきらめき清少納言』(新典社)、『枕草子研究』(風間書房)、監修に『えんぴつで枕草子』(ポプラ社)などがある。

川村裕子(かわむら・ゆうこ 武蔵野大学教授)
1956年東京都生まれ。立教大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)(立教大学)。活水女子大学助教授、新潟産業大学教授を経て、現職。専門は平安時代の日記文学、和歌、歌人論など。主な著書に『王朝文学の光芒』(笠間書院)、『平安女子の楽しい!生活』(岩波ジュニア新書)、『王朝生活の基礎知識 古典のなかの女性たち』『王朝の恋の手紙たち』『王朝文学入門』(いずれも角川選書)、監修に『図説 王朝生活が見えてくる!枕草子』(青春新書インテリジェンス)、校注に『新版 蜻蛉日記Ⅰ・Ⅱ』『ビギナーズ・クラシックス 更級日記』『ビギナーズ・クラシックス 和泉式部日記』(角川ソフィア文庫)などがある。

開催日時 平成28年6月3日(金)
開場17:00 開演18:00(20:45終了予定)
会場 よみうりホール(東京都千代田区有楽町1-11-1)
JR・地下鉄有楽町線有楽町駅より徒歩1分
定員 1,100人
参加費用 1,000円(税込)。当日お支払いいただきます。
申込締切日 平成28年4月25日(月)必着
お申込方法 通常はがきに、参加される方の 郵便番号・住所・氏名(フリガナ)・年齢・電話番号 を明記の上、下記にお申し込みください。 (1枚につき2人までご応募いただけます。 その際は必ず上記事項を2人分ご記入下さい)
〒108-0075 東京都港区港南2-1-95 JR東海品川ビルB棟7F
JR東海エージェンシー内 「講座 歴史の歩き方」事務局Z係
※定員を超えた場合は抽選。参加いただく方には入場整理券をお送りいたします。
主催 公益財団法人JR東海生涯学習財団
後援 京都市
協賛 東海旅客鉄道株式会社
企画・運営 株式会社ジェイアール東海エージェンシー
お問い合わせ 「講座 歴史の歩き方」事務局 Tel. 03-6688-7884
講座ホームページ http://www.jrtf.or.jp/history/