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第58回

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(第58回)装飾と芸術の間に ── 「琳派」に見る日本人の美的感覚

平成24年3月9日(金)18:00~20:55 よみうりホール(東京都千代田区有楽町1-11-1)
終了しました


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草や花、水の流れや露のしずく、鳥や小さな動物たちが、
やわらかく明朗な姿にかたちを変えて生活に寄り添う、それが琳派の意匠。
近世の幕開けとともに俵屋宗達や尾形光琳らによって生み出された琳派の美は、
絵画だけでなく工芸品にも広く採り入れられ、日本人の「美しい生活」を創り続けてきた。
シンプルな図案と大胆な構成は、世界のアートシーンやグラフィックデザインにも影響を与え、
今も私たちの生活を彩る。
琳派に見られる日本人の美的感覚と、今なお愛される背景を探る。

仲町啓子氏には、琳派の系譜とその美意識について、河野元昭氏には、なぜ琳派が日本人を惹きつけるのか多角的な視点でお話しいただきます。

講師

仲町啓子(なかまち・けいこ 実践女子大学教授) 
1951年大分県生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院博士課程単位修得退学。群馬県立女子大学文学部美学美術史科助手、実践女子大学講師、助教授を経て、現職。日本美術史の中でも琳派、浮世絵など、江戸時代の絵画、工芸を専門とする。主な著書に、『尾形光琳』(新潮日本美術文庫)、『琳派に夢見る』(新潮社)、『すぐわかる琳派の美術』『アート・ビギナーズ・コレクション もっと知りたい尾形光琳 生涯と作品』(東京美術)、監修に『酒井抱一』(別冊太陽 日本のこころ 平凡社)などがある。

 

河野元昭(こうの・もとあき 秋田県立近代美術館館長・東京大学名誉教授)
1943年秋田県生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院博士課程中退。東海大学講師、東京国立文化財研究所文部技官、名古屋大学助教授、東京大学教授を経て、現職。専門は近世美術。美術専門誌『國華』前主幹。主な著書に、『与謝蕪村』(新潮日本美術文庫)、『光悦と本阿弥流の人々』(日本の美術460 至文堂)、『北斎の花』(浮世絵ギャラリー1 小学館)、監修に『日本の美術 水墨画』(美術年鑑社)、『日本絵画名作101選』(小学館)、『江戸絵画入門』(別冊太陽 日本のこころ 平凡社)などがある。 

開催日時 平成24年3月9日(金)
開場17:00 開演18:00(20:55終了予定)
会場 よみうりホール(東京都千代田区有楽町1-11-1)
JR・地下鉄有楽町線有楽町駅より徒歩1分
定員 1,100人
参加費用 1,000円(税込)。当日お支払いいただきます。
申込締切日 平成24年1月30日(月)必着
お申込方法 通常はがきに、参加される方の 郵便番号・住所・氏名(フリガナ)・年齢・電話番号 を明記の上、下記にお申し込みください。 (1枚につき2人までご応募いただけます。 その際は必ず上記事項を2人分ご記入下さい)
〒108-0075 東京都港区港南2-1-95 JR東海品川ビルB棟7F
JR東海エージェンシー内 「講座 歴史の歩き方」事務局Z係
※定員を超えた場合は抽選。参加いただく方には入場整理券をお送りいたします。
主催 公益財団法人JR東海生涯学習財団
後援 京都市
協賛 東海旅客鉄道株式会社
企画・運営 株式会社ジェイアール東海エージェンシー
お問い合わせ 「講座 歴史の歩き方」事務局 Tel. 03-6688-7884

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